秋の味覚といえば、これ!
安くておいしい、栄養価もたっぷりのさんま♪
焼いても煮ても揚げてもおいしい!
しかし今年は、さんまの価格が高騰しているとの情報が・・・
一尾100円を超えると、平均的、あるいは若干お高いくらいに感じてしまうさんまですが、今年の9月現在は一尾300円超えが当たり前、しかもサイズが小さいとのこと。
さんまは一体、どうなってしまうのでしょうか?!リサーチしていきます。
さんまがとれる漁港
現時点の漁獲量が、昨年の1割にも満たず(20トン未満)、さんまが高騰しています。
日本でさんまの漁獲量が多い漁港といえば、北海道(1位)や宮城(2位)、岩手(3位)など。
15℃程度の冷たい水温を好むさんまは、夏の期間にエサであるプランクトンを食べて大きく育っていきます。
そして秋に、大きくなって脂がのったさんまが漁獲されるのが通常です。
さんまの漁獲量激減の理由
今年の夏は全国的に猛暑が続きましたが、こんなところに影響が?!
さんまは前述のように、冷たい海水を好みますが、北海道や東北の海水温が上昇してしまっているため、さんまが寄り付かなくなってしまったようです。
ところで、学生時代の社会科の授業で1度は聞いたことがあるような「排他的経済水域」という言葉。
国連海洋法条約により、日本の経済水域が定められており、
この水域に存在する海洋資源は日本に帰属します。
日本の経済水域は、日本の所有領土のわりに広大(なんと世界6位!)ですが、
現在は経済水域の温度が上昇してしまっているようで、
さらに外側の海にさんまが行ってしまったようす・・・
また、現在は日本の近隣国でもさんまが人気で、
日本よりも外の海で多くのさんまが漁獲されることで、日本にさんまが寄り付いていないという事情もあるようです。
日本にさんまは戻ってくる?
これから気温がもっと下がり、9月下旬~10月あたりには海水温が下がることが予想されています。
そのころ、さんまが戻ってくるのではないかといわれています。
さんまが日本の海に戻ってきてくれて、漁獲できるようになれば
スーパーで売られているさんまの値段も下がっていくと思われます。
増税とさんまの値段が下がるのは、どちらが先か?!個人的には気になります!
また、温暖化の影響により、これまで涼しい秋に漁獲してきたさんまですが、冬でないと漁獲できないという未来が訪れたりするのでしょうか。
これからは秋の味覚が冬の味覚になる日がくるかも・・・。
なんとなく年々夏の暑さが増していたり、ゲリラ豪雨などの異常気象を感じたりはしますが、温暖化は着々と迫っているようです。
横浜のさんま祭りは開催される?
横浜みなとみらい地区にある商業施設・ワールドポーターズの運営会社・横浜インポートマートですが、2016年に気仙沼市とともに協力協定を締結しました。
海つながり、港つながりの横浜と気仙沼市。
震災復興とお互いの街の発展を願った協定になります。
震災復興支援の一つとして、気仙沼PORTというアンテナショップがワールドポーターズ内でオープンしました。
住所:神奈川県横浜市中区新港2丁目2番地1号 横浜ワールドポーターズ
※気仙沼PORTは、このワールドポーターズ内2階デッキストリートにあります!
電話番号:045-222-2284
営業時間:10:30~21:00
気仙沼市といえば、日本で一番のふかひれ生産の街!
こちらのアンテナショップには、気仙沼でとれたふかひれやソウルフード、小物などが売られているようです♪
また、横浜の南部市場有志(愛と勇気とさんま実行委員会)を中心に、東日本大震災以降2011年~
横浜で気仙沼のさんまを焼くイベントが何度も開催されてきました。
昨年や一昨年では、「横浜新港さんま祭り」が開催され、気仙沼でとれたさんまを焼いたり、さんまのつみれ汁が振舞われたりしてきたのですが、
今年のイベント開催情報はまだインターネット上で見当たりません。
先日行われた東京・目黒のさんま祭りも、すべて冷凍さんまが振舞われたとのことでした。
さんまの漁獲不振により、今年は横浜でのイベントがなくなってしまうのでしょうか?
また、今回この記事を書くにあたり、横浜と気仙沼の関係性を知ることができました!
素敵な復興支援と地域貢献だと思います!
アンテナショップは大好きで、見つけたら必ず行くので
気仙沼PORTに行くのも楽しみです。
ここで買ったフカヒレを上手に調理して、またブログ記事を投稿したいと思います(*´-`)